ハムスターにブロッコリーをあげてみよう!与え方・量・部位などを紹介します!
ブロッコリーはハムスターにおすすめの野菜です。ブロッコリーは「特別な抗がん作用を持つ物質を含む」という研究結果もあり、とても身体にいい野菜なのです。私たちにも馴染みの多い野菜なので、ブロッコリーを食べる機会があればぜひハムスターにも与えてみましょう。ただし、与えすぎると健康を損なう恐れがあるのでくれぐれも与える量には注意が必要です。
ブロッコリーの主な栄養素
葉酸:細胞の成長を促してくれます。
ビタミンC:疲労回復、風邪の予防、がん予防など。ビタミンCといえばレモンを思い浮かべますが、ブロッコリーにも豊富に含まれており、レモンの5倍以上と言われています。
ビタミンE:血中コレステロールを正常にします。
食物繊維:便通をよくしてくれます。
他にβカロテンやビタミンBなども含まれています。糖質や脂肪分も少なく肥満気味のハムスターにも安心して与えられます。ブロッコリーの旬の季節は大体11月〜3月にかけてです。私たち人間も積極的に摂りたい野菜のひとつですね。
ブロッコリーの与え方
ここではハムスターにブロッコリーを与える際の与え方・サイズ・注意点などを紹介します。
*生で与える場合
ブロッコリーを与える際、水洗いをしてよく水気を切れば熱を通さず生のまま与えても問題ありません。スーパーなどで買った場合、人の手が触れていたり、農薬が付着している可能性もあるのでしっかり水洗いをして与えることが望ましいです。
*茹でて与える場合
3分くらい茹でれば十分な固さになります。茹ですぎると栄養分が溶け出してしまいます。そして茹でる場合は「塩茹で」は厳禁です。茹でた後は水洗いせず、しっかり冷ましてから与えます。高齢のハムスターには柔らかめに茹でたものがおすすめです。
※手軽に電子レンジでの加熱調理でも大丈夫です。(目安:500wで3分程度の加熱)ブロッコリーと、水は少し多めに入れます。加熱しすぎに注意です。
*大きさ
ハムスターに与える際にはきちんと小分けにしてあげましょう。5mm〜1cm角くらいのもので十分です。野菜をあげる共通の注意事項になりますが、大量に与え過ぎると健康を損ねてしまったり、ケージ内で食べ残した野菜が腐ってしまう場合があります。適切な大きさ、量を守りましょう。
*与えてもいい部位
ブロッコリーには、茎・つぼみ・葉っぱがあります。捨てる部分がなく、各部位全て食べられます。まず「つぼみ」は私たちが主に食べているふさふさした部分のことです。ハムスターに与える際もこのつぼみが主になります。食べやすいように小分けにして与えます。
食べずに捨ててしまう時もある「茎」は、ハムスターにとっては固くても問題なく食べられる部位になります。固い茎でも捨てずに与えてみると喜ぶかもしれません。スライスしてあげたり、サイコロ状やスティック状にカットして与えるといいですね。
「葉っぱ」は小動物用に乾燥して商品化されているものもあります。ハムスターによっては好みが分かれるかもしれませんが、与えても問題ありません。
ブロッコリーを与える時の注意点
以下のことに注意しながら与えるようにしましょう。
*残留農薬を洗い流す
野菜全般に言えることですが、ブロッコリーにも虫がつきやすいので農薬が使われていることがあります。残留農薬が残っていると考えて、つぼみの中まで十分に水洗いしましょう。ボウルに水を入れて、蕾の部分までしっかり沈めてゆすると虫や汚れが取れやすくなります。
*冷凍のブロッコリー
冷凍ブロッコリーは与えても問題ありませんが、しっかりと水分は拭き取るようにします。塩茹でしたもの、味のついているものは与えないようにしてください。
うちのジャンガリアンハムスターにブロッコリーを与えてみた時の動画です。うちのハムスターは生のほうが好みだったようです!
ブロッコリースプラウトを与える
ハムスターはブロッコリーの新芽「ブロッコリースプラウト」も好きです。葉っぱの部分を好んで食べますが、食べ慣れてくると茎の部分も食べる子もいます。生のままで、根っこと種部分を取ってから与えます。
与える量は1〜2本程度が適量です。
まとめ
いかがでしたか?ブロッコリーやスプラウトはとても健康にいい野菜です!ぜひハムスターにも食べさせてあげたいですね!
・ブロッコリーは与えても問題なし
・生でも茹でてもOK
・大きさは5mm〜1cm角
・スプラウトも1〜2本程度与えても良い
ハムスターは雑食性ですが、好みも様々です。全く食べてくれなかったり、喜んで食べてくれる子もいたり・・・食べてくれなくてもあきらめずにハムスターの好きな野菜を見つけてあげてください。この記事が少しでも参考になれば幸いです✨