甘くて美味しいバナナは日本人が最もよく食べている果物1位になっています。(※2005年〜2019年までの総務省家計調査より)1年中スーパーなどで見かけ、手に入りやすいバナナはハムスターに与えても問題ない果物です!栄養も豊富なので、ぜひハムスターにもあげたい果物ですが、やはり他の食材と同様注意点がいくつかありますので、詳しく見ていきましょう!
バナナの栄養素
栄養満点!!のバナナの主な栄養素を見ていきましょう。
カリウム:余分な水分を外に出してくれる電解質のミネラルです。高血圧やむくみの解消にも効果的なのですが、ハムスターにとっては気をつけたい成分となります。
食物繊維:お腹の調子をよくする食物繊維も豊富なのでダイエットでも注目されています。
ビタミン:疲労回復効果のあるビタミンC、消化に役立つビタミンB1、お腹を守るビタミンB2、などビタミンも豊富です。
アミノ酸:集中力を高めてくれたり、神経を落ち着かせるなどの働きがあります。
ポリフェノール:赤ワインや緑茶に多く含まれていますが、バナナにも含まれています。生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
バナナの与え方
栄養が豊富なバナナは生活習慣病やがんの予防、精神安定にも役立ちます。私たち人間は積極的に食べたいところですが、ハムスターに与える際にはいくつかの注意が必要です。
*与える大きさ
ハムスターに与えるバナナの適量は5mm〜1cm角のサイズで十分です。ハムスターが両手で持てるサイズが望ましいです。
*おやつとして与える
主食としてではなく、おやつとしてたまに与える程度にします。2週間に1回程度でいいでしょう。
ハムスターに与えるエサの量は体重の1割が適量となります。体重が50gのハムスターであれば、1日に5グラム前後までとし、1食あたり1〜2g程度が適量となります。
バナナを与える時の注意点
*バナナのカロリー
バナナは100gあたり86キロカロリーです。ハムスターにとっては高カロリーで1日の必要カロリーを大きく超える数値となってしまいますので、与える量に注意してください。糖質も多く含んでいますので、与えすぎると肥満の原因になります。
*下痢・軟便
バナナに含まれるカリウムには利尿作用があり、体温を下げます。また、食物繊維も豊富に含んでいるので与えすぎると下痢・軟便の原因になります。
*バナナの皮
バナナの皮は私たちも剥いてから食べるように、ハムスターにも与えない方が賢明です。
バナナチップ
ハムスターにバナナを与えるのであれば、最も手軽にバナナチップを与えるのがおすすめです。乾燥していて、適度に固さもありますので、ハムスターの歯の伸び過ぎを防ぐ効果も得られます。(高齢ハムスターの場合は固いものには注意しましょう)乾燥しているバナナは下痢の心配も少なくなります。こちらもカロリーは高いので、小さくしてから与えます。
※人間が食べるバナナチップの場合は添加物が含まれている場合があります。また塩味がついていたり、甘さが加えられているものもありますのでそれらのものは与えないようにしましょう。必ず、小動物用として売られているものを選ぶようにしてください。
まとめ
ハムスターにバナナを与える時の注意点などを見てきましたが、いかがだったでしょうか?
・バナナを与えるときの量に注意
・サイズは5mm〜1cm角を2週間に1回程度
・バナナチップは小動物用を与える
上記に注意してぜひハムスターにも美味しいバナナを食べさせてあげてください🍌✨