ハムスターに与えると危険な食べ物とは！？
ハムスターは雑食性なのでなんでも食べますが、ハムスターにとって有害な食べ物は人間にとって身近なものが多いので気をつけなければいけません。また、糖分と塩分を含む人間用の加工品なども与えることは厳禁です。ではハムスターに与えると危険なものを詳しく見ていきましょう。
ハムスターに与えてはいけないもの
少量でも危険⚠️
これから紹介する食べ物はハムスターにとって毒となる食べ物です。
・ネギ
中毒成分があり、命の危険が伴います。
・玉ねぎ
ネギと同じく、中毒になり死ぬ可能性があります。
・アスパラガス
ネギや玉ねぎと同じ「ユリ科」なので中毒を起こします。
・銀杏
中毒を起こし、痙攣・嘔吐ののち死に至ります。
・ジャガイモ
芽や葉に「ソラニン」と呼ばれる中毒成分を含んでいます。
・トマト
水分量も多く、未熟な青いトマトには中毒性があるので与えない方が賢明です。
・生姜
刺激が強く、内臓にダメージを与えます。
・にら
ネギ科、またはユリ科に分類され中毒成分が含まれているため危険です。
・芽キャベツ
キャベツと似ていますが全く別の野菜です。ハムスターの小さな体には適さない「ゴイトロゲン」という成分が甲状腺の障害を引き起こします。
・モロヘイヤ
毒があり、カルシウム含有量も多いので与えるのは危険です。
・レンコン
「タンニン」という成分がハムスターの消化器官や腎臓、肝臓に負担がかかり命に関わります。
・にんにく
即死を免られない毒性を持っています。
・みょうが
にんにく同様の毒性を持っています。
・ワラビ
毒性があり、腎障害を起こします。
・アボカド
ハムスターにとって猛毒となる「ペルジン」という中毒成分を含んでいます。
・びわ
「アミグダリン」という中毒物質を含んでいるので絶対に与えてはいけません。
・杏
中毒症状が起こります。絶対に与えてはいけません。
・梅
青梅などはハムスターにとって毒です。与えないようにしましょう。
・さくらんぼ
種や未成熟の実には中毒症状を引き起こす成分が含まれており危険です。
・桃
こちらも中毒を起こします。与えないようにしましょう。
・なすび
種に中毒成分の「ソラニン」が含まれています。
・ごぼう
消化器系や内臓にダメージを与える「タンニン」が含まれています。
・トウガラシ
「カプサイシン」は胃腸にダメージを与えます。
・どんぐり
「タンニン」が多く含まれており与えるのは危険です。
・キノコ類
消化不良を引き起こします。与えてはいけません。
※その他野菜では、レタス・ほうれん草・もやし・ピーマン・白菜・水菜・セロリ・きゅうり・カリフラワー・オクラ・冬瓜・チンゲンサイ・らっきょう・しそ・たけのこ・ふきのとう・春菊などは少量なら良いものもありますが、与える際は注意が必要です。
果物では柿・リンゴ・すいか・ぶどう・みかん・すもも・グレープフルーツ・パイナップル・マンゴー・栗・梨・銀杏などもハムスターにとって注意が必要な食べ物です。
人間の食べる加工品は絶対に与えてはいけない
チョコレートやクッキー、コーヒーや乳製品など、人間が食べる加工品は塩分や糖分の高いもの、辛いもの酸っぱいものまで様々あり、言うまでも無くハムスターにとっては危険で命に関わるものばかりです。また、ご飯やパスタなどの炭水化物で粘り気のあるものは頬袋にひっついてしまい、出てこなくなって頬袋の病気になってしまう可能性があります。
注意すべき植物
室内に置いてある観葉植物や、自宅で栽培している植物がある場合の誤食に気をつけたいものを見ていきましょう。
・アサガオ
下痢の原因となる「ファルビチン」が種に含まれています。
・おしろい花
嘔吐・下痢・腹痛を引き起こす成分が根っこや種に含まれており有毒です。
・シクラメン
嘔吐・胃腸粘膜の炎症を引き起こす成分が根っこや茎にあり危険です。
・スイセン
球根に含まれる「コリン」という成分が頭痛・下痢・嘔吐・胃腸炎の原因となり、有毒です。
・すずらん
食べることで血液凝固を起こし、心不全になり命をおとす危険性があります。
・チューリップ
花や球根に嘔吐・呼吸困難を引き起こす有毒成分を持っています。
・パンジー
主に種子や根茎に神経毒を含んでおり、嘔吐・神経麻痺を引き起こします。
・ほおずき
子宮の緊縮作用を引き起こす物質が含まれています。
※その他の注意すべき植物は、アロエ・アジサイ・シダ・ショウブ・ツツジ・ヒヤシンス・ベゴニア・ポインセチア・ポトス・ユリなどにも注意が必要です。
⚠️人間にとっては重症化しない毒性のレベルでも、ハムスターのような小動物にとっては重症化して最悪は死に至ってしまうこともあるため、飼い主の方々は植物の毒性を知っておきましょう。
大切なハムスターの健康のためにも、与えてはいけない食べ物の知識を持っておくことは大切です。書ききれていないものもあるかもしれませんが、特に危険性の高いものをご紹介しました。この記事が少しでも参考になれば幸いです✨
