- ハムスターに小松菜は与えてもいいの!?与え方・量・部位などをご紹介!
- 小松菜の主な成分・栄養価
- 小松菜の水分量
- 小松菜のカルシウム
- 小松菜の与え方
- 与えていい小松菜・与えてはいけない小松菜
- 小松菜の茎
- まとめ
ハムスターに小松菜は与えてもいいの!?与え方・量・部位などをご紹介!
スーパーなどでもよく見かけ、食卓に彩りを添える『小松菜』はハムスターにも与えることができます。しかし他の葉物野菜「レタス」や「ほうれん草」と同じく、与える際に注意が必要な野菜です。ではさっそく注意点や、与え方をみていきましょう。
小松菜の主な成分・栄養価
小松菜も栄養を豊富に含んだ野菜で、水分量も高めの野菜です。
・カルシウム
小松菜はカルシウムが豊富で、100gあたり170mgものカルシウムが含まれています。これは牛乳を超える値で、ほうれん草の3倍以上です。
・鉄分
赤血球の元になる鉄分も豊富です。
・カリウム
体液の調整を行い、ナトリウムを排泄する働きをします。塩分が気になる人におすすめの成分です。
・ビタミンC
ビタミンCも多く含まれています。
※上記以外にも「カロテン」や「葉酸」を含んでおり、栄養価の高い野菜だと言えます。
小松菜の水分量
小松菜の水分量は意外と高く、100gあたりおよそ94gです。レタスよりは少ないですが、みかんやイチゴなどの果物を超える高めの水分量になっています。水分量は高いので気をつけたいところですが、問題なのは「豊富に含まれるカルシウム」です。
小松菜のカルシウム
人間にとってカルシウムは必要不可欠な栄養素のひとつですが、ハムスターにとって小松菜のカルシウムは過剰摂取となる含有量です。カルシウムを含む野菜の中でも小松菜はTOP5に入るほどの含有量となっています。
カルシウムは骨や歯の主成分であり、細胞や筋肉の成長も促進しますが、カルシウムを取りすぎると、尿路結石や前立腺がんなどの病気の原因になる場合があります。
小松菜の与え方
*与える適量
ハムスターに与える小松菜の適量としては、1cm角にカットし、1g〜2g程度で十分です。
*与える頻度
与える頻度は多くて週に1〜2回にし、間隔をあけて与えるようにします。
※ハムスターは尿中にカルシウムが溜まりやすいので尿路結石になる確率が高くなります。他の小動物は問題のない小松菜のカルシウムですが、ハムスターにとっては危険があるということです。しかし、量と与える頻度をきちんと守れば与えても大丈夫です。それでもやはりカルシウムが気になるという方は与えない方が無難な野菜であることを知っておいてください。
与えていい小松菜・与えてはいけない小松菜
与えていい小松菜は、
生のままの小松菜・乾燥させた小松菜・茹でた小松菜です。
与えてはいけない小松菜は、
人間用に味付けされたもの・傷んでいる小松菜です。
※おすすめは乾燥した小松菜です。水分量も気にすることなく与えられます。
小松菜の茎
小松菜の茎も与えることはできますが、葉っぱよりも水分が多い部分のため、与える場合は葉っぱより量を少なめにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?小松菜も量、頻度に気をつければハムスターにも与えることができる野菜です。以下にまとめてみましたので、少しでも参考になれば幸いです✨
・小松菜のカルシウムに注意する
・1cm角にカットし、多くて週に1〜2度程度にする
・茎は水分量に注意し、与える量は少なめに
ハムスターの健康を守るためにも適量を守りましょう!ハムスターとの素敵な時間が過ごせますように✨