ハムスターにかぼちゃをあげてみよう🎃与え方、注意点などをご紹介!
私たちにも身近な食材であるかぼちゃはβカロテンが豊富で栄養たっぷり!ハムスターにとっても健康に良い野菜です。ですので、飼っているハムスターにかぼちゃを与えても問題ありません。毒素もなく、部位的にみても取り除かないといけない部分もありません。しかし、ハムスターに与える場合はいくつかの注意点があります。かぼちゃの「種」「皮」「量」を適切に与えないと、健康にいいはずのカボチャが原因となり、ハムスターの体調を崩してしまう恐れがあります。また、与え方には「生のまま」「茹でる」「レンジで調理」などの方法があるので詳しくみていきましょう。
かぼちゃの栄養素
βカロテン:ビタミンAに変わります。毛や皮膚、粘膜や視覚に良いといわれています。
ビタミン:各種ビタミンも豊富で特に多いのがビタミンB郡です。体内で酵素として働き、エネルギーの生産などを助ける働きがあります。
カリウム:塩分を体外へ排出する役目をします。疲労回復の効果も期待できます。
食物繊維:便秘の解消にも効果大です。
上記以外にも「カルシウム」「マグネシウム」などの栄養が含まれており、緑黄色野菜の代表と言ってもいいですね。
かぼちゃの与え方
*与える大きさ
大きさは5mm〜1cm角くらいが適量です。与えすぎに注意しましょう!あくまでおやつとして与え、毎日ではなく月に数回程度にします。糖分が多いのであまり食べすぎると健康によくありません。
*生のまま与える
かぼちゃも基本的には生で与えても問題ありません。毒素がないので、加熱処理をしなくても与えられます。生で与える場合もしっかりかぼちゃを洗い、水気をよく拭き取ってから与えます。
*茹でて与える
かぼちゃを茹でたり蒸したりすることで、生で与える時よりも柔らかくなり甘さが増します。生の状態よりも食べやすくなります。ハムスターが高齢の場合や、子供のハムスターでまだ噛む力が弱い場合などは茹でて与えたほうが安心ですね。
*レンジで調理する
茹でたり、蒸したりする時間がない場合はレンジで調理しても大丈夫です。レンジを使うと短い時間で十分な加熱ができるので便利です。ハムスターにあげる際はしっかり冷ましてから与えましょう。レンジの活用で「種」を乾燥させることも可能です。では次にかぼちゃの「種」と「皮」についてもみていきましょう。
かぼちゃの種、皮を与える
種はどの種でもハムスターの大好物です。かぼちゃの種もよく食べます。しかし与える場合は乾燥させる事が必須です。生のままでも食べることはできますが、おやつとして与えるなら種をよく洗い、3日〜5日ほど干すと食べやすくなるようです。意外と手間がいる工程ですので、少し簡単にレンジで乾燥させる方法を紹介します。
1.種を取り除いたあとしっかりぬめりをとる。
2.お皿に並べ500Wで5分程度加熱。
3.お皿を取り出し、種をひっくり返してさらに30秒程度加熱する。
4.タネをひっくり返して30秒加熱を5回ほど繰り返す。
5.水分がぬけ、干して乾燥させたものと近い状態の種が完成!
※ハムスターにあげるときは完全に冷ましてから与えましょう。
次に皮を与える場合ですが、実と同じで特に気をつけることはありません。あまりにも固そうな皮や高齢のハムスターに与える場合は薄く切るか、茹でて柔らかいものを与えるようにしましょう。
まとめ
栄養価が高く、ぜひハムスターにも与えたい野菜のかぼちゃ。飼い主様がかぼちゃを食べる際はハムスターにもおすそ分けしてみてください。乾燥したものもいろいろと販売されています。うちのジャンガリアンハムスターが好きなミックスベジタブルにかぼちゃも入っていて喜んで食べていますよ。こちらも参考にしてみてください。