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ハムスターの冬の飼い方と暖房アイテム紹介【ハムスター初心者ブログ】

ハムスターは犬や猫と比べて、ペット飼育初心者でも比較的飼いやすく今人気のペットです。けれど体が小さいので、細心の注意をしながらの飼育となります。特に冬は寒さ対策をしっかりしないと体調を壊し、最悪死んでしまいます。ここでは、ハムスターの冬の飼い方とおすすめ暖房アイテムを紹介していきます。ぜひ参考にしてください!

ハムスターは寒さに弱い

ハムスターと言っても動物には変わりないですから、体中が毛に覆われています。なので一見寒さに強いように見えますが、そうではありません。寒い時期を元気に過ごしてもらうには、その時期に合わせた適切な温度管理が必要になってきます。

ハムスターは冬眠する?

ハムスターは冬眠しません。しかし寒い環境で飼育をしていると、身を守るため「擬似冬眠」をしてしまい最悪死んでしまうこともあります。なかには寒さに強いハムスターがいます。「ジャンガリアン」「キャンベル」などの「ドワーフ」(※)と呼ばれる種類のハムスターたちです。この種類は比較的寒さには強く、代わりに暑さに弱いです。「ゴールデン」「キンクマ」などの種類の適温は20℃〜30℃です。そのため、冬場のハムスター飼育では、きちんとした防寒対策が必要になってきます。

※「ドワーフ」とは、小さい種類のハムスターのことです。

寒さ対策に必要なアイテム

ここから暖房アイテムと価格の紹介です。飼っているハムスターに最適なアイテムを探してみてください(^ ^)

*小動物用ヒーター

ケージの外に置いたり、ケージの中に直接設置できる暖房ヒーターです。ハムスターが直接乗っても火傷しないよう適温設計になっていますので安心して使えます。ケージの下に設置すると、ケージ全体に温かみが伝わり、快適に過ごせる環境になります。うちのジャンガリアンにはケージの外に設置して使っていますが、暑い時は自分で移動しています笑

ヒーターの価格は1000円〜2500円程度です。

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高温と中低温のリバーシブル機能付き

↑こちらはSサイズになります。色々なサイズが販売されています。

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微妙にヒーターからずれて過ごすうちのハムスター

*電気毛布

ハムスターを飼っている室内の温度を上げるためエアコンを24時間フル稼働させるのは、正直電気代が気になりますよね…そこでハムスターのケージだけを温める方法として最適なのが「電気毛布」です。

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うちで使っている「YAMAZEN」の電気毛布

ケージひとつなら130×80で十分な大きさです。ケージが大きい場合やふたつ並べたりしている場合はもう少し大きい電気毛布もあります。大体の電気毛布には「弱〜強」といった温度調節機能がついているので安心です。これでケージ全体をすっぽりと覆います。ただし、注意点としてはケージ内の空気が暑くなりすぎてしまうので、端っこは毛布をかけないようにするなどハムスターの逃げ場を作ってあげてください。

電気代も1時間あたり0.7円(※YAMAZENの場合)エアコンで24時間室内全体を温めるよりずっと経済的でお得です。電気毛布の価格は1500円〜3000円程度です。

*小動物用カイロケース

こちらはコンパクトなのでケージの中に入れられ、ハムスターが直接上に乗っても大丈夫です。カイロによって燃焼時間は異なりますが、だいたい8〜10時間ほどはほんのり暖かさをキープしてくれます。

※かじり癖のあるハムスターはケースをかじって中身を出してしまう恐れがあるので注意。

※カイロをストックしておかないとという点では不経済かも…

価格は400円〜600円程度です。

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カイロを家に常備されている方はいいかもしれません

*段ボール

ケージの周りを囲んだり、ケージの下に敷いたりすると意外と寒さをしのげます。全体的に設置しておくとケージ周りの冷気を遮断する効果があります。コストがかからずできる対策のひとつです。

*毛布をかぶせる

ケージ全体に上から毛布を被せるだけでもケージ内の温度を暖かく保つことができます。その際は電気毛布と同じように、かぶせない箇所を作ってハムスターの逃げ場を作ってあげましょう。これもコストがかからない対策です。

ハムスターの過ごしやすい温度

ケージに温湿度計を設置し、ケージの正確な温度を把握することが大切になってきます。どの種類のハムスターでも、一番過ごしやすい室温は20〜26℃と言われています。10℃を下回ったりすると、寒さを感じ始め衰弱し、体調を崩してしまいます。寒さ対策はケージ内、ケージ周辺の温度が20℃を下回る頃から始めましょう。時期はお住まいの地域によって差があるとおみますが、だいたい10月中旬〜5月初めまでの間は寒さ対策が必要になると思います。

温湿度計の価格は2000円程度です。

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正確な温度、湿度を測れるものがおすすめです

暖房アイテムのいいところ、気をつけたいところ

*床材におがくずを使う

ケージの床材におがくずを使われている方も多いと思います。保温性もあり、冬場には少し多めに入れて床や壁からの寒さから守るのに最適です。しかし木片の状態のままのものが混入していてハムスターがケガをしたり、敏感なハムスターではアレルギーを起こしてしまうデメリットがあります。保温性には優れているもののハムスターによっては適さない場合がありますので注意が必要です。

*天然わた

冬の寒い時期の巣の材料に使えます。このわたも保温効果があり、ペットショップなどでも売られており、巣作りが得意なハムスターは喜びます。しかし与える際には注意が必要です。ハムスターが誤飲してしまったり、繊維が頬や手足に絡まってしまうことあるようです。

暖かいハムスターの巣

ハムスターが眠ったり、隠れたりする巣も冬用の暖かいものがおすすめです。

※ただしかじり癖のあるハムスターはボアをかじってしまい危険な場合も…

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うちのジャンガリアンは切り株のものを使っています

まとめ

ハムスターの生息地は外国なので、日本の寒さ・暑さは苦手です。少しの体調の変化も見逃さないことが大切です。夜になったら元気に回し車を回しているか、ご飯は残さず食べているか、ウンチの状態は正常かなど…冬になったら特に注意して毎日観察しましょう。大切な家族の一員なので、冬の寒さから守るため対策は万全に整えてあげましょう!