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フィレンツェのB級グルメを堪能しよう!ランプレドットとは?

イタリアといえば、パスタやピザ、ビステッカなどの美味しい料理が思い浮かびますが、実はイタリアにはもっと多彩な料理があります。今回は、フィレンツェの名物であるランプレドットという料理について紹介します。ランプレドットとは、牛の第4胃(ギアラ)を野菜やハーブと一緒に煮込んだもので、日本でいうところの牛もつ煮込みに近い料理です。

もともとは貧しい人々の食べ物だったランプレドットですが、今ではフィレンツェのB級グルメとして親しまれています。街中の屋台や市場で手軽に食べることができます。

 

ランプレドットの食べ方は、パニーノとバスケッタの2種類があります。パニーノは、ランプレドットをパンに挟んだもので、持ち歩きやすく、手早く食べることができます。バスケッタは、ランプレドットをお皿に盛ってもらうもので、パンと一緒に食べることができます。

 

バスケッタの方が、ランプレドットの味や食感をより楽しむことができます。どちらも、塩とコショウ、緑のソース(サルサ・ヴェルデ)と辛味ソース(サルサ・ピッカンテ)をかけて食べます。サルサ・ヴェルデは、パセリやニンニク、オリーブオイルなどで作られた爽やかなソースで、サルサ・ピッカンテは、唐辛子やトマトなどで作られた辛いソースです。好みに合わせて、ソースの量や種類を調整できます。

 

ランプレドットは、日本の牛もつ煮込みと比べると、どう違うのでしょうか?まず、使われる部位が異なります。日本の牛もつ煮込みは、主に牛の第1胃(ハラミ)や第2胃(ハチノス)を使いますが、ランプレドットは、牛の第4胃(ギアラ)を使います。ギアラは、ハラミやハチノスよりも柔らかく、独特の食感があります。また、煮込む時間も長く、5時間ほどかけてじっくりと煮込まれます。

 

そのため、臭みがなく、とても柔らかくなります。次に、味付けが異なります。日本の牛もつ煮込みは、醤油や味噌、砂糖などで甘辛く味付けされますが、ランプレドットは、塩とコショウ、ハーブなどであっさりと味付けされます。そのため、牛もつの旨味をより感じることができます。また、ソースの種類も違います。日本の牛もつ煮込みは、ポン酢やからし、マヨネーズなどで食べますが、ランプレドットは、サルサ・ヴェルデやサルサ・ピッカンテで食べます。サルサ・ヴェルデは、爽やかさと香りを、サルサ・ピッカンテは、辛さと旨味を加えてくれます。

 

ランプレドットは、フィレンツェのB級グルメとして、地元の人々に愛されています。観光客にとっても、フィレンツェの文化や歴史を感じることができる料理です。フィレンツェに行ったら、ぜひ、ランプレドットを試してみてください。おすすめの屋台やお店は、以下のとおりです。

 

Trippa「POLLINI」ポッリーニ:フィレンツェで一番美味しいと評判の屋台。サンタンブロージョ地区にあります。
NERBONE ネルボーネ:中央市場内にある老舗のお店。ランプレドットの他にも、トリッパやローストビーフなどがあります。
Lupen e Margo di Beatrice:中央市場の外にある小さな屋台。店主ベアトリーチェはとても感じの良い女性です。
L’Antico Trippaio:ダンテの家の近くにある屋台。ランプレドットの他にも、ポルケッタやチーズなどのパニーノがあります。